誰がために鐘は鳴る?

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大腸を取った①入院前夜編

大腸を取りました。一応生まれてこの方21年弱お付き合いしてきましたがおさらばしました。全摘ではなく一部ですが。

 

おそらくここで持病とも(完治こそしないが)一区切りとなるであろう事であったことと、全身麻酔というこの歳ではまだレア体験であろう事も経験したので備忘録がてらここに残します。

 

※消化器系の持病の為表現はぼかしますがお食事中は閲覧を控えた方が

 

ここまでのあらすじ

ウン年前の夏に潰瘍性大腸炎と診断を受け、1度は寛解→そこから昨年12月まで大きな再燃もなく能天気に好物のキムチを食べて生きていた

しかし現場帰りの夜中突然の下血→翌日そのまま緊急入院、虫垂炎と診断をされる。何とか寛解し何とか専門学校を卒業したものの国家試験は間に合わず受けられなかったため現在 無職二十代女性(実家暮らし)(限界メン地下オタク)となり、人生の夏休みを謳歌している。

 

入院まで

5/8

昨年末から服用していたステロイド剤をようやっと切り、副作用も徐々に抜け、糖質制限のおかげもあり徐々に体重が落ちてきたところにコロナでガチのニートになってしまっていた。

マジで推しのSNS更新しか楽しみがない中推しの無観客ライブが決まったり動画付きチェキを買ったりネットサイン会で推し以外にも買って遊んでいた中。

 

わたし「体調…………悪くね?」

 

ふと気づく。めちゃくちゃ胃が痛い。キリキリする。でもコロナで働けないストレスもあっただろうしまあこんなもんだろうと思っていた。

ので胃薬を飲み無観客ライブで騒ぎネットサイン会で騒いでいた。

ちなみにこの日は元々ダイエットも兼ねて断食しようと決め、具なし味噌汁に置き換えていた。(今思えば食っとけばよかった)

 

5/9

起きる。胃が痛い。ついでに右下腹部、そう盲腸、虫垂炎をやったあたりも痛い。

昨年12月のこともありめちゃくちゃ不穏だとは思ったが、とりあえず寝て治るかなーと思ってゴロゴロしてた。前日久々に無観客配信ライブで友達と電話して騒ぎすぎたのもある。と思っていた。

ちなみに食事はこの日も多分夜一食だけ。食欲が湧かなくて食べられず。

 

5/10

この日は推しユニの配信リレーがあった。割と全枠見ていたものの時折来る腹痛でそれどころじゃない。前二日ほど(断食も含め)ご飯をまともに食べられていなかったためお昼に起きた瞬間に低血糖で立ちくらむ。

何とか起きてウイダーinゼリーとグリーンダカラでとりあえず補給して横になったらいくらか軽減したのでシャワー浴び(割と回復していた)安静にしていた(あつもりをしていた)

 

5/11

いい加減親にバレる。病院行きたくなかったものの腹痛は収まる気配がなく、この日の夜に翌日(5/12)にかかりつけの大学病院に電話することを決める。今思えばここがいちばん体調悪かった。

 

5/12

昼間かかりつけに電話する。翌日朝イチに予約をねじ込んでもらい、とりあえずこの日は安静にしていた。5/9~11に比べるといくらか良くなっていて、ほぼほぼ食べられなかったおじや、うどんとかも少しだけ食べられるようになっていた。

 

5/13

朝イチでかかりつけへ。起きた感じはそんなに悪くなかった。

採血採尿CTレントゲン腹部超音波…と一通り1日かけ行い、結果は虫垂の炎症。かなり悪いとの事。採血の炎症の値が確かにちょっとビビるぐらい悪かった。

正直「じゃあそのまま上あがって貰って」(=上(病棟)、すなわち緊急入院)も覚悟したものの、

急を要する様子ではなかったためにとりあえずこの日は帰宅し、明日改めて計画入院となる。

余談だがこの日の夕方15時ぐらいから入院ではなく推し事に関して病みすぎて約2日Twitter浮上できずにいたらたった2日なのに生死を心配されました ツイ廃って死んでられない…

一時帰宅(仮釈放?)されたあとは(慣れたくて慣れた訳ではない)慣れた手つきでキャリーケースに必要物品を入れ寝た。

Twitterで言う気にはならなかった。

一ヶ月後には推しのグループのワンマンライブがあり、招待もやるつもりだった。コロナでやれないかもしれなくてもその日だけは。せめて空けておきたかった。

行けるかわからないワンマンライブ、検査のタイミングと販売時間が被って買えなかったビデオ特典会、推しに心配かけたくない、などが重なり、カメラロールにあった推しのデータを全て消し二日引きこもった。手術になるかも、という怖さよりも何よりも推しのワンマンが先に頭を過った。

まあ一日半落ち込んだところで今の私から推しが居なくなったら何も無くなること、今の推しは前回入院した時も知っていて、今回までの短く少ない時間の中でも私が推しのオタクでいること、ひいては生きている事を肯定してくれていた。その事を思い出して結局オタクとして死なずに戻ったわけでした。

 

 

さてここまでが入院前夜。奇しくも初めての計画入院とのことで万全の準備で挑んでいます。

 

続きは気が向いたら。オペ前1週間の流れを書きます多分。