大腸を取った③オペ編
ここまでのあらすじ
限界メン地下オタクスーパーニート・私は盲腸をぶっ壊したためあれよあれよという間に盲腸をとることになった
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オペ当日
朝はいつも通りに起きて、術衣(寒い)に着替え、エコノミー症候群予防のための医療用メディキュット(キツい)(暑い)を履く。
朝イチでの手術だったのでここまでを8時に済ませておき、時間になったら手術室に降りる。
母とも合流して、病棟の看護師さんと話しながら手術室に降りた。付き添ってくれた看護師さんが仲のいい知ってる方だったので安心〜
手術室につき(ここで母とは別れる)ロビーみたいな所で待ってる間「今期は医療ドラマの再放送多くておもろいね〜」とゆるい話をしていた。グッドドクターとコウノドリめちゃくちゃ泣けますよ
オペ室にて
呼ばれて中に入り、本人確認を済ませオペ室に入った。
前日にオペ看(手術室担当の看護師さん)(広瀬〇リス似)にお話を伺っていて、当日もその方が担当だった。
アリス「オペ室は全科のお医者さん揃ってるので何かあっても大丈夫です」
わたし「オペ室ってすごい」
手術台は思ったより小さくて、臨地実習で手術見学した時よりも小さく見えた。
最初に心電図や血中酸素濃度などなどを付け、いよいよ麻酔の段になった。
わたしvs麻酔
今回は手術に用いる全身麻酔とは別に「硬膜外麻酔」を痛み止めとして用いたのだが、硬膜外麻酔は意識がある下で行う。
詳しい説明は一般の皆様 - 麻酔を受けられる方へ|公益社団法人 日本麻酔科学会こちらにリンクを乗せるのでこちらを参照頂きたいが、
これが思ったより怖い。
麻酔科医「あの〜〜〜あれです、歯医者さんの麻酔みたいな」
病棟看護師さん「ここがいちばん痛い」
麻酔科看護師さん「ここだけ頑張ってもらって…」
オペ看さん「やるのとやらないのは数倍違うからここだけ頑張って」
と散々脅されていたものの楽天家な(肝が据わってるとも言う)私はそんなにビビってなかったが、
いざ背中でマーキングされ消毒されビニールかけて〜って支度してる間にビビり散らし、
まさかの大泣きしながら硬膜外麻酔をした(21歳女性)
オペ看さん「大丈夫よ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
と手を握られながら何とかまず局所麻酔をし、硬膜外麻酔のカテーテルを入れた。
まず最初に局所麻酔をするためカテーテル入れる時自体は痛くなかった。押されてる感覚だけあるので本当に歯医者さんの麻酔の感覚。
ちなみに背中向けた瞬間つけた心電図が爆速でなり始めて(動悸)死ぬほど笑われたし死ぬほど笑った(めちゃくちゃおもろかった)
続 わたしvs麻酔
硬膜外麻酔も終わり仰向けになり、事前に取っていた点滴ルートとマスクから麻酔をかける。
だんだん眠くなるというか意識がふわふわして来るのだが、このタイミングで
オペ看さん「なんか言いたいことある?」
えっそんな遺言聞く感じでフランクに聞かれたので
わたし「もし起きなかったら(推しの名前)って言ってください〜〜〜」
と答えておいた。これが手術前最後の記憶。
ちなみに余談なんですが、どうやら意識落ちる直前までずーっと推しの名前を呼んでいたようで、オペ看さんに「〇〇くん(推しの名前)って××くん?(同じ苗字の芸能人)」って聞かれて「ちがいます〜〜〜〜〜〜〜〜」って答えていた(この記憶はある)。みんなも意識落ちる直前なに口走るかわかんないから気をつけろよ
ちなみに麻酔は多分本気でかかりはじめて数秒で落ちた。眠くなるって言うか本当に意識がふわ〜とういて天井に向かって体が浮いてるような感覚だった。